ハードフォークを初心者にもわかりやすく解説!仮想通貨取引の最新情報を読み取ろう!

ざっくり言うと

  • ハードフォークとは仮想通貨のルールを変えること
  • コインAとコインBに分かれたら、お互いに互換性はない
  • ビットコインとビットコインキャッシュに分かれた例は有名

仮想通貨についての情報をチェックしていると、「ハードフォーク」という言葉を聞きます。

「初心者にはあまり関係ない言葉では?」「よく解らないけどそのままにしている」

という方もだと思っている人も多いかもしれません。

ですが、これから上がっていく仮想通貨を購入したい!

と考えているならハードフォークについて最低限知っておくべきです。

まだ仮想通貨を始めていないという人・仮想通貨初心者の方も解るようにご紹介。

仮想通貨を購入する際にどのように役立てればいいのかということを解説します。

今回はハードフォークの意味やメリット・デメリットを紹介するよ

ハードフォークとは「仮想通貨のルールを変えること」

仮想通貨はブロックチェーンの仕組みを使って管理されているものがほとんどです。

ブロックチェーンを用いて管理する際にはそれぞれの仮想通貨に決まったルールがあります。

このルールを変更することを「ハードフォーク」といいます。

ハードフォークには3つの種類がある

実はハードフォークは1つだけではなく、異なる種類のものがあります。

  • アップデートによるハードフォーク
  • 分裂して新しいコインができるハードフォーク
  • 派生したアルトコインをつくるハードフォーク

アップデートによるハードフォーク

このハードフォークは仮想通貨の機能向上、アップデートのために行われるハードフォークです。

仮想通貨は一定以上の量になると機能向上のためにどうしてもアップデートが必要になってきます。

最初からいずれアップデートすることが必要だと解っているので、みんなが「アップデートしてもいいよ」と同意しています。

最初から計画をしておいて、みんなに同意を得たうえで「古い車から新しい車へとみんなで乗り換える」ようなイメージです。

アップデートによるハードフォークではブロックチェーンが分裂するだけで新しくコインが生成されることはありません。

分裂して新しいコインができるハードフォーク

ルールを変更するにあたって、同意が得られなかった場合は前のルールと新しいルールに分裂して2つのコインができます。

このハードフォークは最初から計画されていたものではなく、新たに見つかったエラーやトラブルを改善するために行われます。

ビットコインキャッシュ誕生の経緯

実際にビットコインからビットコインキャッシュが生まれたハードフォークを例に挙げて説明してみます。

ビットコインは利用者が増えることで送金速度が遅くなり、手数料が高くなる可能性があるという問題を抱えていました。

これを改善するために「セグウィット」というデータ容量を圧縮するシステムの導入を検討しました。

>>セグウィットとは?詳しく解説 (後日掲載予定)

ですが「今までビットコインのマイニングのために使っていたシステムが使えなくなる!」「システムを変えられると今のビットコインように用意していたマシーンの効率が落ちる!」「セグウィットを導入するとセキュリティ面が不安」といった理由から導入に反対する人もいました。

そこでビットコインはセグウィットを実装せず、コインを分裂。

「ビットコインよりも8倍の容量を持つ仮想通貨」としてビットコインキャッシュを誕生させ、送金時間が遅くなるという問題を解決させました。

こうすれば「システムを変えられると困る!」という反対派の意見を尊重することもできます。

分裂する理由は様々ですが、最初に予定されていなかったアップデートにより意見が分かれると、双方の意見を尊重するためにコインが分裂すると覚えておくといいでしょう。

このコインが分裂するハードフォークはよく話題になるから覚えておこう!
イーサリアムなど他コインでも分裂が起きている

他にもハードフォークによって分裂したコインはいくつかあります。

例えばイーサリアムはハードフォークによって分裂し「イーサリアムクラシック」という新しいコインが作られました。

イーサリアムクラシックは現在国内の取引所でも取り扱われていて、今では<主要アルトコイン>と呼ばれるような価値の高い仮想通貨として取引されています。

派生したアルトコインをつくるハードフォーク

仮想通貨の開発に必要なコードは、公開されているものがあります。

例えばビットコインはコードが公開されている仮想通貨です。

このコードをちょっと書き換えると新しい仮想通貨を作ることができます。

書き換える行為のことも「ハードフォーク」といいます。

例えば国内でも取り扱いのある「ライトコイン」はビットコインのコードを元にハードフォークして作られた完全に新しいコインです。

ビットコインを真似して全然違うコインを作るということだね

ソフトフォークについても知っておこう

実はハードフォークと同様に仮想通貨をアップデートする方法の中に「ソフトフォーク」というものがあります。

ソフトフォークも仮想通貨のルールや仕様を変更すること。

ただし、ハードフォークとは違って

  • 前ルールのブロックチェーンと互換性がある
  • 新しいコインが生まれない

という特徴があります。

ソフトフォークはスマホアプリのアップデートのような感じです。

新しい機能を追加するためにアップデートはたびたび行われますよね。

そして、アップデートされても前のバージョンのものが使えなくなるわけではありません。

ソフトフォークの場合も同様に、新ルールにアップデートされても前ルールのものが使えなくなることはありません。

ですが新ルールの方が便利ですし、ほとんどの人が新ルールの方を使うことになるのでブロックチェーンは新ルールの方だけが伸びていきます。

古いバージョンのものと新しいバージョンのもの、両方使えるけど新しいバージョンの方が使い勝手が良く人気なので、次第に旧バージョンは使われなくなっていく…とイメージするといいでしょう。

フォークの違い
  • ハードフォーク
    旧ルールと新ルールの互換性が無い
    予定にないハードフォークをするとコインが分裂することがある
  • ソフトフォーク
    旧ルールと新ルールの互換性がある
    コインが分裂することはない

上記のように覚えておきましょう。

ソフトフォークはアップデートのイメージだよ。

ハードフォークで分裂した通貨が付与されることがある

ビットコインが分裂してビットコインキャッシュになったときには、ビットコインを持っている人に同じ枚数のビットコインキャッシュが付与されました。

10BTC持っていた人には10BCHが貰えたんです。

このように無料でコインがもらえることを「エアドロップ」といいます。

ハードフォークして分裂すると、別のコインが貰えるという「エアドロップ」の可能性があると思っておいていいでしょう。

コインが無料で貰えるのは嬉しいね!
取引所によってはもらえないこともあるから注意しておいてね

ただし、分裂した際にコインが貰えるかどうかは取引所によって違います。

このことを知らずにコインが貰えない取引所に預けていると勿体ないですよね。

そのため、これから仮想通貨を購入する場合はハードフォークによる分裂でコインが貰えるケースの多い取引所を使うことをオススメします。

通貨の種類によっても対応が異なりますし、その都度チェックしておくといいでしょう。

以下の国内取引所ではこれまで分裂の際にコインが付与されたという実績があるのでチェックしておきましょう。

ハードフォークで分裂したコインが付与される可能性のある取引所

BitFlyer(ビットフライヤー)

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

国内でも「最大手」と呼ばれることも多い取引所で多くのトレーダーから支持されています。

分裂の際にできたコインが「ユーザーが損失を被る可能性が無いという確認が取れた後」配布を行うと発表しています。

GMOコイン

セキュリティの高さから評価されている取引所。

ビットフライヤーと同様に新しくできたコインに問題が見られなければ付与されることになっているようです。

Bitpoint(ビットポイント)

仮想通貨上級者にオススメの取引所として紹介されることも多いところ。

初心者からさらに難しい取引に挑戦したい!という方にオススメです。

ハードフォークで生まれたコイン付与に対する対応も早く、高評価されています。

Binance(バイナンス)

海外取引所ですが日本語対応していて、世界的に見ても大手の取引所。

これまでハードフォークで生まれたほとんどのコインを付与していて、「ハードフォークされるという情報が出たらバイナンスに入れておくべき」という上級者も多いです。

デメリットもあることを知っておこう

ハードフォークで気を付けたほうがいいことってある?
相場が荒れたりトラブルが起きることもあるよ。詳しく解説するね

ハードフォークされる場合は「〇月ごろにハードフォークする」という情報が出ます。

このハードフォークされる予定の前後は価格が上がったり下がったりして相場が荒れがちです。

ハードフォークされる予定のある仮想通貨を購入する際には、しっかり情報を見てリサーチしておく必要があります。

ここに注意!
ハードフォークされるときは一時的に取引停止になったり、場合によっては不具合が出ることもあるので最新情報には十分注意しておくべきです。

持っている仮想通貨や購入予定の仮想通貨の情報はチェックしておくようにしましょう。

ハードフォークの問題点

上記のようなデメリットの他にもハードフォークが行われることで問題点が生じることもあります。

どのような問題が起きるのか簡単に解説します。

ハードフォークを利用した詐欺が発生する可能性がある

ハードフォークでコインが分裂する際はコインが付与されます。

この付与されたコインを取り出すためのツールを装った詐欺がビットコインゴールドのハードフォーク時に実際にありました。

付与されたコインを取り出そうとしたがそのために使用したツールは詐欺ツールで、持っていたコインをすべて奪われてしまった、という被害が出てしまったんです。

取り出す際には十分に注意して信頼できるサービスを利用しなければなりません。

ハードフォーク後すぐは色々な情報が錯綜するので、確実な情報が出るまで慌てず待つことも大切です。

慌てて出金しないように気を付けよう

バグやエラーなどのトラブルが起きる可能性がある

ハードフォークする際に、バグが生じてしまうことがあります。

稀ではありますが、実際にマイニングで得られるはずの報酬コインが貰えなくなったという事態が起こっています。

また、アップデートの際にエラーが起きて一時的に取引できないといったトラブルの発生が起きる可能性もあります。

ハードフォーク後ちゃんと送受金出来るようになったと確認するまでは取引を控えておきましょう。

そうしなければ最悪コインを失う可能性もあります。

必ず最新情報をチェックしてハードフォーク後は様子を見るように心がけましょう。

ハードフォークで仮想通貨の価格は上がる?下がる?

ハードフォークすると通貨の価値はどうなるのかな?
今までは価値が上がることが多かったよ

結論から言えば、ハードフォークが行われるとコインの価値が上がることの方が多いです。

もちろんコインの種類や、ハードフォークによってどんなルール変更があるかによっても異なります。

ですがおおむねハードフォーク前には価格が上がることが予想されます。

例えば機能をアップデートするためのハードフォークが行われるなら、その仮想通貨に対する期待値が上がるため、価格が上がることが多いです。

また、分裂を予定しているハードフォークが行われる場合は、分裂して生まれた新しいコインを手に入れるために買っておきたいという人が増えるので、価格が上がることがあります。

上がるにせよ下がるにせよ、ハードフォークが行われる予定の仮想通貨には注目しておくべきだと言えますね。

>>【随時更新中】2018年ハードフォークされる仮想通貨のまとめ。最新情報をチェックしよう!

まとめ

今回のまとめMEMO
  • ハードフォークとは仮想通貨のルールや仕様を変更すること
  • ハードフォークで新しいコインができることを分裂という
  • 所有しているコインが分裂すると新しいコインが貰えることがある
  • ハードフォーク前後は相場が上がりやすいので要チェック
  • 最新情報をチェックしておくことが重要!

仮想通貨はハードフォークによって仕様が変わったり分裂して新しいコインができたりします。

覚えておくべきなのは、<ハードフォークされる予定の仮想通貨を把握しておくべき>ということ。

コインによって、ハードフォークの内容によっても相場は変わってきます。

「ハードフォークされるから上がる」「ハードフォークされるから下がる」と明言することはできないのですが、注目しておくべきことは間違いありません。

仕様変更によって機能が向上するからどんどんハードフォークした方がイイという意見もあれば、リスクがあるからハードフォークは控えるべきといったデメリットを挙げている人もいます。

どちらにせよハードフォーク予定のある仮想通貨は注目しておくべきなので、随時最新情報をチェックするように心がけておくことをオススメします。

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